トップ > 各課 > 総務課地域振興室 > お知らせ > 人口620人の村で、あなたは何ができるか?外部人材伴走サマーインターン実施します!【7.31締め切り】

人口620人の村で、あなたは何ができるか?外部人材伴走サマーインターン実施します!【7.31締め切り】

北海道で一番小さな村「音威子府村」外部人材伴走サマーインターンシップ
(地域おこし協力隊インターン)

 北海道でもっとも人口の少ない村「音威子府(おといねっぷ)村」が、大学生と協働で行うまちづくりインターンシッププログラムです。

 人口が少ない=なにもない、価値がないのか…?
 北海道の過疎最先端の村、音威子府村では、地域外の大学生との継続的な協働プロジェクトを展開しています。過去にプロジェクトやインターンに携わった学生とともに企画を行う、就活のためではない「本気で地域、住民と向き合う」インターンプログラムは、今回で第3期目を迎えました。
 キレイごとでは解決できない「まちづくり」を体験したい方、「小さな村」が気になる方、将来の進路で悩んでいる方、前向きなアイデアや発想を実現してみたい方、とにかく沢山の人とお話しするのが好きな方、ぜひプログラムにご参加ください!

 

インターンシップ期間

・令和6年8月28日(水)~9月11日(水)のうち、計14日間
(※滞在期間中のスケジュールについては、担当職員と事前ミーティングを通して研修生の要望等を考慮し協議を行い、有意義なものになるよう組み立てていきます。休暇対応についても同様で、変則的対応も含みます。)

 

テーマ・研修プログラム概要

「村民全員を巻き込めるか?!村民シティプロモーション」 ※最大3名

 北海道で一番小さな村には、村民620人が暮らしています。
 まちづくりを考える上で、意外にも見落としがちな視点「住民一人ひとりがどのような暮らしをしていて、地域にどのような想いや考えを持っているか」という点に着目し、インターンに取り組んでいただきます。頑張れば全村民と出会うことが出来そうな小さな村で、村民の皆さんに「村の良さはここなんです!」と伝えられること、感じてもらえることを目指します。

研修プログラム

 今回は3つのプログラムを設定しました。
 いずれも『人』に関するプログラムで、自身がチャレンジしたい分野・関心ごとから選択することができます。

 ①「村民一人ひとりの暮らしを豊かにする『地域デザイン』プログラム」
 ②「木工芸アーティストを応援する『小さ
なアクション』プログラム」
 ③「大学生と村民との『協働デザイン』プログラム」

 ※詳細はこちらPDFファイル(472KB)

 

イチオシポイント

 音威子府村のインターンシップの取り組みは、「インターン生の成長を最大限支援し活動してもらうことで、じわじわと地域も活性化していく」ことを目指しています。これまでに深いつながりのあった地域外の外部人材の皆さんは、重要な「地域資源(人材)」と位置づけ、本インターンでもインターン生とともに伴走し、活動支援を展開していくことが大きな特徴の一つです。

学生一人ではチャレンジできないことも多いかもしれませんが、行政職員、村民の皆さん、外部人材である学生メンターやアドバイザーの方々とともに、新たなチャレンジをできる可能性があります!

①少人数制でインターン生一人ひとりの活動を支援!
・募集人数はわずか3名。その代わり、職員や学生メンターがインターン生一人ひとりと向き合い、一緒に活動する体制が整えられています。
・その他にも、外部のプロフェッショナル人材(複業人材、大学教員)の方々がアドバイザーとしてプログラムに参画。単なる行政就業体験の枠を超えた、実践と学びを兼ね備えたプログラムです。

②村民一人ひとりと出会える!
・「小さい」からこその強み、村民一人ひとりに自ら会いに行けるインターンです。ただし、どうするかは本人次第、待っていても会いには来てくれません。「インターン生」の立場だからこそ、住民の地域に対する想いや考えを直接聞くことができるチャンスが用意されています。

③みんなが本気!笑い・泣き・怒られ、人生のターニングポイントに!
・過去、大学生との協働プロジェクトやインターン経験者は、悩みに悩んで、時には怒られ、何度も泣き、試行錯誤しながら活動をしてきました。限られた期間で、学生がどこまで地域や住民の想いを理解しアクションを起こせるかは、本人のやる気次第です。
・過去の大学生は、卒業論文テーマにした方、他の地域でのまちづくり活動参加、まちづくりと関連のある各省庁・大手民間企業、まちづくりベンチャーへの就職等、「音威子府村」での経験が将来へと活かされている方々も多くいます。

 

外部人材紹介


◆学生メンター

No.1
■氏名: 広瀬 知弘さん(23歳) 

■所属: 東京大学大学院
■専門: 農業資源経済学専攻
■音威子府村でのプロジェクトを通じて得たこと:
 村との関わりを通じて、何をするか考え抜く力と
 生のコミュニケーションの大切さを学びました。
■インターン生へのメッセージ:
 楽しいこと、大変なこといろいろあると思います。
一緒に取り組めることを楽しみにしています。

No.2
■氏名: 北原 一志さん(20歳)
 
■所属: 東京大学文学部3年
■専門: 社会心理学
■音威子府村でのプロジェクトを通じて得たこと:
  視野が広がり、物事を多面的に見られるように
 なりました。
■インターン生へのメッセージ:
 地方を元気にするためにどんなことができるか考え
 続ける2週間。大変なこともあるかと思いますが、『一
 生モノの経験』と『新たな価値観』を得られる大きな挑戦
 でもあります。地方に関心のある方は、このまたとない
 機会をぜひ掴んでみるべきです。

No.3
■氏名: 松田 治之さん(22歳)
 
■所属: 東京大学法学部4年
■専門: 都市行政学、租税法
■音威子府村でのプロジェクトを通じて得たこと
 「地域でアクションを起こすことは、多くの人の協力
 が不可欠であること」、「地域の人を巻き込むには、
 貪欲な好奇心が大切であること」を学びました。
 ■インターン生へのメッセージ:
 わずか2週間でも、やり切ったという達成感は紛れもなく
 今後の大きな自信になります。
 金メダル級の経験を、ぜひ掴み取ってください。

No.4

■氏名: 池田 李さん(22歳)

■所属: 熊本学園大学経済学部4年
■専門: 地域経済学
■音威子府村でのプロジェクトを通じて得たこと
 未熟な自分を温かく受け入れてくれる地域があり、
 そこに居場所を見出すことができました。
■インターン生へのメッセージ:
 おといねっぷの村民さんに負けない優しい愛♡で、
 皆さんの活動をサポートします!

※今回紹介した学生メンター以外にも、様々な分野において村での取り組みに経験のある学生メンター数名が、皆さんをサポートします。

 

◆アドバイザー

No.1

■氏名: 白井 達也さん(36歳)    

■所属: 音威子府村複業人材アドバイザー
■専門: 新規事業、スタートアップ、金融、M&A、
     業務構築、改善アドバイザリー
■インターン生へメッセージ:
 今までの経験や知見をフルに活用して、全面的に
 サポートします!
 音威子府村の輝く未来に向けて、楽しく、一緒に
 チャレンジしましょう!

No.2

■氏名: 横山 貴志さん(38歳)     

■所属: 音威子府村地域協働アドバイザー
    (北海道科学大学未来デザイン学部 助教)
■専門: 事業構想学(プロジェクトデザイン)、
    観光まちづくり、広報
■インターン生へメッセージ:
 「小さな村」だからこそ、チャレンジできる可能性
    を持っています。
  みんなで一緒に、地域のことを本気で考えましょう!

No.3

■氏名: 天谷 太一さん(25歳)   

■所属: 卒業生メンター
   (東日本旅客鉄道株式会社 マーケティング本部
    まちづくり部門 開発戦略ユニット)
■専門: 都市計画学、アーバンデザイン学、環境学
■インターン生へメッセージ:
「村を変えていきたい!」という熱意のある方々がたくさん
 いらっしゃいます!
 一緒にどんなことができるか考え、アクションを起こして
 いきましょう!

 

☆募集概要詳細は、こちらPDFファイル(1117KB)

 

エントリーおよび決定までの流れ

①村公式LINEに登録し、メッセージで「インターン」と送信
 事前質問受け付けます!エントリーや、研修中に活動したいことを検討するための情報提供機会として、希望される方には都度「オンライン説明会」も実施します。聞きたい内容に合わせて、担当職員や学生メンター、アドバイザーが対応します。

※アカウント名:「おとっきー(北海道音威子府村)」

②google formから「エントリーシート」を提出。

③zoomオンライン面談(30-60分程度)
 ※1週間以内を目途に随時行います。

④個人LINEアカウント宛に「合否結果」を通知

⑤参加者全員での事前zoomミーティング(2h以内)

※選考は、エントリーシートをもとにしたオンライン面談で実施します。志望動機をはじめ、具体的にどのように取り組みをしたいのか、自主的・積極的に地域で活動ができるかどうかを中心に、オンラインでお伺いします。

 

エントリー締切

令和6年7月31日(水)15時まで

※申し込み先着順にオンライン面談(選考)を実施します。
※定員になり次第、期日前でも受付を終了する場合があります。

 

求める人物像 

※必ずしも合致している必要はありません。
・音威子府村が好き、興味関心がある方
・地元の街、都道府県、地方の街に関心がある方
・前向きなアイデアや発想をするのが好きな方
・たくさんの人と話すのが好きな方
・他の人とコミュニケーションを取りながら、物事を進めるのが好きな方
・マニュアル通りではない「まちづくり」を体験したい方
・「小さな村」が気になる方
・就活や進路で悩んでいて、学生のうちに違った視点や体験をしてみたい方
・将来、地域おこし協力隊などで活動をしてみたいと考えている方(※地域問わず)

※下記のような方は、本プログラムへのご参加は再考していただくことをおすすめします。
・履歴書に書くためだけのインターンシップを探していた方
・地方に可能性や魅力を感じていない方
・決められたこと、マニュアル通りの事だけをやりたい方
・他の人のアイデアや意見を前向きに受け止められない方
・最低限のマナー、決められた時間や期日を守れない、挨拶ができない方
・人とのコミュニケーションが全くとれない方

 

参加学生の声(2023年参加)

・杉本 彩音 さん(熊本学園大学3年)※参加当時

 私が音威子府村のインターンに参加した理由は、自分の得意なこと・好きなことを活かして、地域のために何ができるか挑戦してみたいと思ったからです。2022年のインターン参加者である池田さんから、音威子府村のことや、得意なことを活かして地域で活動したという話を色々聞いて私もやってみたい…!と思い、参加しました。

 インターンで印象に残っていることは、本当に沢山ありますが…1番は、幼児センターで子どもたちと一緒に遊んだり、小中学校で授業見学や、実際に中学生の子たちと授業をしたことが印象に残っています。私は子どもが好きなので、子どもと関わりながら活動できないかと考えました。そして沢山の方々の協力のおかげでそれを実現することが出来ました。子どもたちが私と一緒に遊んだことや授業を受けたことが、大人になっても音威子府村での思い出として、少しでも覚えていてくれたらいいなと思っています。

 限られた時間の中で、自分に出来ることを考えて活動することは大変ではありますが、代わりに想像を超える色んな経験が沢山できます。また、役場のインターンは堅そうなイメージがあると思いますが、職員の方々も村民の皆さんも親切なので、気負わなくて大丈夫です。参加を決めた方は、ぜひ一生懸命頑張ってください!

 

担当職員からのメッセージ

 北海道でわずか人口600数十人の小さな村「音威子府村」には、ほかの地域にはない魅力がまだまだたくさんあります。「人が少ない」ことで困ることもありますが、いまこの状況をチャンスととらえ乗り越えることができれば、これから多くの地域が直面する「過疎」に対する先進事例になり得るものと考えています。

 新型コロナウイルス感染症感染拡大の中、オンラインでのつながりが普及したことを機に、都市圏学生と役場職員とのオンライン&リアルでのまちづくり事業をスタートしました。毎週のリモート会議、年2回の現地滞在で、「相手や地域と向き合う、リスペクトすることの重要性」を互いに体感しながら、「小さなことからチャレンジする」ことで、学生と一緒になって、まちづくりの難しさや奥深さを学んできました。

 小さな村の役場職員は人数も限られていますが、学生一人ひとりとの「地域内外とのつながり、交流」「若い人たちのアイデア、やる気、熱意」は、小さな村にとっては大きな一歩になると考え、今回3回目となるインターンシッププログラムを実施します。

 まちづくりに対するそれっぽいアイデア、ありきたりなテンプレの提案は求めていません。むしろ、キレイに整理ができていなくても、頭の中でぐるぐると悩んでいる途中だったとしても、「自分ができることから、まずはチャレンジしてみたい」と強く思っている方を歓迎します!

一緒に、前向きに、「小さなチャレンジ」をしたい方、ご応募お待ちしています。

 

お問い合わせ

インターンに関するちょっとした疑問、質問は、「公式LINEアカウント(おとっきー)」からお気軽にお問い合わせください。

☆音威子府村観光パンフレット☞音威子府村取扱説明書

☆音威子府情報☞旅色サイト

☆音威子府SNS☞Instagram

☆学生とのこれまでの取り組み☞都市圏学生交流推進事業

お問い合わせ先

総務課地域振興室
電話:01656-5-3311
FAX:01656-5-3837

お知らせ