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あなたは、「自分の住んでいるマチの職員の顔」を何人思い出すことができますか?外部人材伴走インターン実施!【7.25締切】

おといねっぷ外部人材伴走インターンシップ(地域おこし協力隊インターン)

 北海道で一番人口の少ない村「音威子府(おといねっぷ)村」が、大学生と協働で行うまちづくりインターンシッププログラムです。

 人口が少ない=なにもない、価値がないのか…?
 北海道の過疎最先端の村、音威子府村では、地域外の大学生との継続的な協働プロジェクトを展開しています。過去にプロジェクトやインターンに携わった学生とともに企画を行う、就活のためではない「本気で地域、住民と向き合う」インターンプログラムは、今回で第4期目を迎えました。
 前向きなアイデアや発想を考えるのが好きな方、キレイごとでは解決できない「まちづくり」を体験したい方、「小さな村」が気になる方、将来の進路で悩んでいる方、たくさんの人とお話ししたり、聞いたりするのが好きな方、ぜひプログラムにご参加ください!

募集要項はこちら↓

☆募集要項(詳細版)PDFファイル(2334KB)
*募集要項(簡略版)PDFファイル(364KB)
 

インターンシップ期間

令和7年9月4日(木)~18日(木)の、計15日間 ※実動9日間
※滞在期間中のスケジュールについては、担当職員と事前ミーティングを通して研修生の要望等を考慮し協議を行い、有意義なものになるよう組み立てていきます。休暇対応についても同様で、変則的対応も含みます。
 

テーマ・研修プログラム概要

「村民一人ひとりが主人公になる村をつくろう!~職員の「人となり」を知り、互いの価値を見つけ繋ぎ直す~ ※募集人数最大3名

 北海道で一番小さな村には、村民600人が暮らしています。
 限られた人口の中では、課題や問題に直面した際に「私がやらなくても、きっと誰かがやってくれる…」というような他人事の考えが通用しなくなってきています。今後は、今まで以上に村民一人一人が知恵を絞って、支え合える協働者を増やすような前向きな取り組みを増やしていく必要があります。

 本村で課題解決に向けたまちづくりを考える上で、第6期総合計画(基本目標3)にあるように、「行政と住民が連携し協働できる村づくりや仕組みづくり」の重要度が高まっています。

 このインターンでは、村の人口の10分の1を占める役場職員(=村民)に焦点を置き、「職員(=村民)一人ひとりはどのような暮らしをしていて、地域にどのような想いや考えを持って仕事をしているのか」という点を常に意識し、参加学生の得意・興味分野を活かしたアクションに取り組んでいただきます。「職員(=村民)の皆さんの考えや思い」を引き出し、“一人ひとりが村の主人公”になるためにはどんなことができるかを一緒に考えましょう!

 

研修プログラム

『村民トレカプロデュース!』~「村民トレーディングカード」を作成して、村民と仲よくなろう~

 おといねっぷインターンでは、村民と外からの人との関わりを大切にしています。今回のインターンミッションは、村民は村民でも特に“村職員”に着目します。
 北海道で一番小さな村には「どんな職員がいて、どんなことを考えて、どんなことを目指して、どんな仕事を日々行っているのか…」その人ならではの強みを引き出すことを意識して、一人ひとりと楽しく対話をして記録をしてください。そして、音威子府村だからこそできる、一人ひとりが主人公となる唯一無二の『おもしろ村民トレーディングカード』を10枚作成し、村民の方々に、村職員をより深く知ってもらう・伝えるアクションにチャレンジしてください。
 たとえば…作成したカードを使って、小学生を巻き込んだカードゲーム大会の企画から実施まで挑戦!など、職員と村民の交流を促進するための活用方法までを皆さんのアイデアで検討し、実行していただきます。

 

 

募集対象者・受け入れ条件

・対象者は、下記の(1)~(5)を、すべて満たす方とします。
 (1)大学、大学院等に在籍する方(休学中も可)
 ※基本大学生ですが、地域おこし協力隊への就職希望が高い方に限り、18歳以上であれば対象とします。
 (2)三大都市圏をはじめとする都市地域、三大都市圏内の一部条件不利地域、または政令指定都市に在住する方
 ※現在お住まいの地域が該当するかどうかについては、お問い合わせください。
 (3)音威子府村に関心があり、研修に積極的に取り組む意欲のある方
 (4)役場職員以外の村民とも積極的に交流を図り、コミュニケーションが取れる方
 (5)受け入れ側で定める規則や注意事項を遵守できる方

・研修期間中の事故等に備えて、大学生協などの傷害保険および賠償責任保険に各自で加入してください。
・滞在中の移動は、基本的に公共交通機関を利用し、自家用車使用は認めません。
・その他、遵守いただく事項については誓約書および覚書を取り交わします。

 

報酬

日額12,000円(延べ15日間/実働9日間分支給します)
※上記の額に交通費、滞在費含む。

 

イチオシポイント

 本村のインターンシップは、「インターン生の成長を“最大限支援”し、全力で活動してもらうことで、じわじわと地域も活性化していく」ことを目指しています。これまでに深いつながりのあった地域外の外部人材の皆さんを、重要な「地域資源(人材)」と位置づけ、インターン生とともに伴走し、活動支援を展開していくことができるのが他にはない大きな特徴の一つです。

 学生一人ではチャレンジできないことも多いかもしれませんが、行政職員や村民の皆さん、外部人材である学生メンター(※)やアドバイザーの方々とともに、新たなチャレンジをできる可能性があります!
※学生メンターとは、過去に村のプロジェクトやインターンに携わったことのある学生のことです。

(1)少人数制でインターン生一人ひとりの活動を支援!
・募集人数はわずか4名。その代わり、職員や地域おこし協力隊、学生メンターがインターン生一人ひとりと向き合い、一緒に活動する体制が整えられています。
・その他にも、外部のプロフェッショナル人材(複業人材、大学教員)の方々がアドバイザーとしてプログラムに参画。単なる行政就業体験の枠を超えた、実践と学びを兼ね備えたプログラムです。

(2)村民一人ひとりと出会える!
・「小さい」からこその強み、村民一人ひとりに自ら会いに行けるインターンです。ただし、どうするかは本人次第、待っていても会いには来てくれません。「インターン生」の立場だからこそ、住民の地域に対する想いや考えを直接聞くことができるチャンスが用意されています。

(3)みんなが本気!笑い・泣き・怒られ、人生のターニングポイントに!
・過去、大学生との協働プロジェクトやインターン経験者は、悩みに悩んで、時には怒られ、何度も泣き、試行錯誤しながら活動をしてきました。限られた期間で、学生がどこまで地域や住民の想いを理解しアクションを起こせるかは、本人のやる気次第です。
・過去の大学生は、卒業論文テーマにした方、他の地域でのまちづくり活動参加、まちづくりと関連のある各省庁・大手民間企業、まちづくりベンチャーへの就職等、「音威子府村」での経験が将来へと活かされている方々も多くいます。

 

外部人材紹介


◆学生メンター

No.1
■氏名: 広瀬 知弘さん(24歳) 

■所属: 東京大学大学院
■専門: 農業資源経済学専攻
■音威子府村でのプロジェクトを通じて得たこと:
 村との関わりを通じて、何をするか考え抜く力と
 生のコミュニケーションの大切さを学びました。
■インターン生へのメッセージ:
 楽しいこと、大変なこといろいろあると思います。
一緒に取り組めることを楽しみにしています。

No.2
■氏名: 北原 一志さん(21歳)
 
■所属: 東京大学文学部4年
■専門: 社会心理学
■音威子府村でのプロジェクトを通じて得たこと:
  視野が広がり、物事を多面的に見られるように
 なりました。
■インターン生へのメッセージ:
 地方を元気にするためにどんなことができるか考え
 続ける2週間。大変なこともあるかと思いますが、『一
 生モノの経験』と『新たな価値観』を得られる大きな挑戦
 でもあります。地方に関心のある方は、このまたとない
 機会をぜひ掴んでみるべきです。

No.3
■氏名: 河村 陽登さん(20歳)
 
■所属: 慶應義塾大学総合政策学部2年
■専門: まちづくり、ファイナンス
■音威子府村でのプロジェクトを通じて得たこと
 自分の弱みに気づく機会になり、村民や役場の方々との対話を通して、考えを言語化する能力が身についた。
 ■インターン生へのメッセージ:
 最後までやり遂げれば、何かしら得られるものがある魅力的なインターンです。頑張ってください!

 

No.4

■氏名: 大嶋 唯花さん(25歳)

■所属: 名城大学大学院 理工学研究科建築学専攻
■専門: 建築(意匠設計)
■音威子府村でのプロジェクトを通じて得たこと
 目の前の行動だけでなく、その先にある未来を見据えて、
物事を深く考える力が身につきました。
■インターン生へのメッセージ:
昨年の経験も生かしながら、皆さんにとって有意義な時間に
なるよう、全力でサポートします!

※今回紹介した学生メンター以外にも、様々な分野において村での取り組みに経験のある学生メンター数名が、皆さんをサポートします。

 

◆アドバイザー

No.1

■氏名: 白井 達也さん(37歳)    

■所属: 音威子府村複業人材アドバイザー
■専門: 新規事業、スタートアップ、金融、M&A、
業務構築、改善アドバイザリー
■インターン生へメッセージ:
 今までの経験や知見をフルに活用して、全面的に
 サポートします!
 音威子府村の輝く未来に向けて、楽しく、一緒に
 チャレンジしましょう!

No.2

■氏名: 横山 貴志さん(39歳)     

■所属: 音威子府村地域協働アドバイザー
  (北海道科学大学未来デザイン学部 助教)
■専門: 事業構想学(プロジェクトデザイン)、
 観光まちづくり、広報
■インターン生へメッセージ:
 「小さな村」だからこそ、チャレンジできる可能性
    を持っています。
  みんなで一緒に、地域のことを本気で考えましょう!

 

エントリーおよび決定までの流れ

(1)村公式LINEに登録し、メッセージで「インターン」と送信
 事前質問も受け付けます!
 エントリーや、研修中に活動したいことを検討するための情報提供機会として、希望される方には都度「オンライン説明会」も実施します。聞きたい内容に合わせて、担当職員や学生メンター、アドバイザーが対応しますので、お気軽にお問い合わせください!

※アカウント名:「おとっきー(北海道音威子府村)」

(2)google formから「エントリーシート」を提出。

(3)zoomオンライン面談(30-60分程度)
 ※1週間以内を目途に随時行います。

(4)個人LINEアカウント宛に「合否結果」を通知

(5)参加者全員での事前zoomミーティング(2h以内)

※選考は、エントリーシートをもとにしたオンライン面談で実施します。志望動機をはじめ、具体的にどのように取り組みをしたいのか、自主的・積極的に地域で活動ができるかどうかを中心に、オンラインでお伺いします。

 

エントリー締切

令和7年7月25日(金)15時まで

 

参加して得られること(過去参加した学生より)

・北海道で一番小さな村だからこそ、自分の起こしたアクションによる変化(地域・人)を実感しやすい!やりがいにつながった!
・村(地域全体)をプロデュースする経験ができる!
・地域の人と密接に関わる経験値を積める!
・村民とのつながりができ、1回限りではない継続的な村との関係性が構築できる!第二の故郷ができた!

 

担当職員からのメッセージ

 北海道でわずか人口600数人の小さな村「音威子府村」には、ほかの地域にはない魅力がまだまだたくさんあります。「人が少ない」ことで困ることもありますが、いまこの状況をチャンスととらえ乗り越えることができれば、これから多くの地域が直面する「過疎」に対する先進事例になり得るものと考えています。

 新型コロナウイルス感染症感染拡大の中、オンラインでのつながりが普及したことを機に、都市圏学生と役場職員とのオンライン&リアルでのまちづくり事業をスタートしました。毎週のリモート会議、年2回の現地滞在で、「相手や地域と向き合う、リスペクトすることの重要性」を互いに体感しながら、「小さなことからチャレンジする」ことで、学生と一緒になって、まちづくりの難しさや奥深さを学んできました。

 小さな村の役場職員は人数も限られていますが、学生一人ひとりとの「地域内外とのつながり、交流」「若い人たちのアイデア、やる気、熱意」は、小さな村にとっては大きな一歩になると考え、今回4回目となるインターンシッププログラムを実施します。

 まちづくりに対するそれっぽいアイデア、ありきたりなテンプレの提案は求めていません。むしろ、キレイに整理ができていなくても、頭の中でぐるぐると悩んでいる途中だったとしても、「自分ができることから、まずはチャレンジしてみたい」と強く思っている方を歓迎します!

役場職員と一緒に、前向きに、「小さなチャレンジ」をしたい方、ご応募お待ちしています。

 

お問い合わせ

インターンに関するちょっとした疑問、質問は、「公式LINEアカウント(おとっきー)」からお気軽にお問い合わせください。

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お問い合わせ先

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電話:01656-5-3311
FAX:01656-5-3837

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